■地域に密着した「まちの不動産屋さん」
「ジェーンズ商会」は宅地建物取引業といえば堅くなりますが、いわゆる「まちの不動産屋さん」。
土地や建物を「借りたい」「貸したい」「売りたい」「買いたい」ときに力になってくれます。不動産には、法律や税金などの専門的な問題が付いて回るので、全部ひっくるめて解決してくれるアドバイザーはたいへん貴重な存在です。
前身となる「平野商会」は先代が昭和47年(1972)に創業した時計貴金属の卸売会社。しかし時計はデジタル化が進んでいて修理部品の需要が減ったこともあり、平成に入ると平野現社長は不動産業に転業を決意。1年間の実務経験と猛勉強のおかげで晴れて資格取得。平成5年(1993)に「ジェーンズ商会」を設立しました。
取り扱う物件はひとつとして同じものはなく、また、他業種(弁護士や税理士など)と連携して問題解決にあたるこの仕事は面白く、自分に合っていたと語る平野社長は、地域でも自治会やまちづくりの会の代表を務めるなどのキーパーソンです。
■本業とまちづくりの集大成「風流街浪漫館」
地域のために働くことで地域が良くなるという一心で、五福校区のために東奔西走の日々。そんな思いと実績が結実したのが、平成19年(2007)9月に完成した「風流街浪漫館」(ふるまちろまんかん)という、分譲型集合住宅。