教厳寺

 

教厳寺(きょうごんじ) 西阿弥陀寺町

 

◎一町一寺巡り案内板より◎

 

当寺は浄土真宗本願寺派寶雲山[ほううんざん]教厳寺といい、寛永9年(1632)釈宗悦[しゃくしゅうえつ]法師[ほっし]によって建立されました。

 

先祖は、矢部野原郷[やべのはらごう]飯蓋村[いいふたむら](現山都町井無田)の村落領主であった飯蓋備中守[びっちゅうのかみ]光金[みつかね]こと菅原武宣「たけのぶ]と伝えられています。

現地には、阿蘇氏の十二外城のひとつ「飯蓋城」跡や、大永7年(1527)に造立された「井無田の六地蔵塔」が現存しています。

 

当寺は明治10年(1877)2月24日、西南戦争により焼失し、現在の本堂は、西南戦争直後設立された紺屋町の説教所を解体し、昭和7年(1932)当地に再建されたものです。

 

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