西顕寺(さいけんじ) 細工町
◎一町一寺巡り案内板より◎
当寺は浄土真宗菊池山西顕寺といい、現在の菊池市を本拠としていた菊池氏第25代菊池武包[たけかね]の孫、浄運[じょううん]によって開かれました。
当時は禅宗の寺院で西現寺と名乗っており二本木府中にありました。
慶長の頃(1595~1623)、加藤清正公の命により現住所(細工町)に移りました。
また2代目住職祐道[ゆうどう]の時、寛永元年(1624)本願寺第12代門主、准如上人[じゅんにょしょうにん]の時、寺号を賜り、禅宗西現寺から浄土真宗西顕寺と改め現在に至っています。