成満寺(じょうまんじ) 万町
◎一町一寺巡り案内板より◎
当寺は、豊後国壇村[だんむら](現大分県玖珠郡)の殿の次男であった公信が、浄土真宗第8代宗主蓮如上人より教化を受け、明応2年(1493)に成満寺を建立したのを由来とします。
その後、四世祐真の時、慶長年中城下町整備の際に、加藤清正公の招きに応じ現在地に領地をいただき本堂を建立しました。
当時の境内は20間(約40m)四面あり、本堂も7間(約13m)四面の寺であったと伝わっています。
現在の本堂は大正7年(1918)3月に完成しています。
境内西側の六角堂の経蔵(経典を納めておく蔵)は昭和4年(1929)に、また東側の鐘楼(鐘つき堂)は昭和5年(1930)に寄付により造られました。