人家にはさまれた細い路地をくぐり抜けたところにある「白梅天満宮」(白梅天神)。
毎年11月15日は大祭日。白梅青年会のお世話のもと、北岡神社(熊本市春日)より宮司さんをお招きし祭礼を行なっています。
14日の前夜祭では、近隣住民を招いて食事を振る舞いますが、女人禁制。これは、この日ばかりは女性を家事から解放しようと男性だけで食事をするためという説や、祭神が男性だからという説などがあります。
大量の唐辛子で煮込んだ「風神大根」が振る舞われ、「二切れとは食べられない」辛さながら、食べると風邪を引かないといわれています。
また、拝殿にかかっている「神徳如天」の横額は、徳富蘇峰による書。
本来は 宗禅寺 (細工町)の境内にありましたが、明治元年の「神仏分離令」により現在地に移ったといわれています。