古来から総社神社(そうじゃじんじゃ)は国に1つずつ置かれました。肥後国の総社神社が万町に現存しています。
本来は隣接する安楽寺(廃寺。現在「生長の家」があるところ)の境内にありましたが、明治元年の「神仏分離令」により現在地に移され、現在では北岡神社(熊本市春日)の飛地境内社として管理されています。
総社神社の祭事として、奇習「 すり鉢舞い 」が行なわれています。明治30年頃に中止されましたが、平成4年(1992)の「 風流街浪漫フェスタ 」で復活し現在に至ります。
またここには 閻魔像 が祀られていて、生き人形師・ 松本喜三郎 の作ではないかと言われています(現在は五福まちづくり交流センターに安置)。毎年8月16日には、閻魔様を祀る「閻魔まつり」が 宗禅寺 (細工町)にて開催されています。